緑風
 
極めて個人的な企画とかをやっちゃうブログ。
 



小説
~説明~
変な小説など置いてあります。
お暇になりましたら読んでいただけるとありがたいかなぁ・・・。と。


昔の物を整理整頓。もしかしたら1

いやぁ、どうも。こんばんわ。
昔の物を整理していたら変な設定が出てきましたよー。
私が適当に書いたやつですが。
えぇ、無茶な設定です。
と、いうわけでご自由にご利用ください。
あ、毎回断ってますけど、無断転載はご遠慮くださいねー。
掲示板かコメントに書き込んでいただければ幸いです。

▽以下、謎の設定です。▽
■いらすねら
この世界の名前です。意味はよく解りません。解読不可です。
言語のほとんどは日本語ですが英語もあります。
(その他の言語は暗号などに使われます。)
三角形の世界です。
陸と空しかありません。(海が無い。)

□世を構成する属性
四大属性
火、風、光、闇。
(私たちの考える属性で言う火、水、風、土です。)
二極属性
聖なる水、汚れた土
(私たちの考える属性で言う光、闇です。)
(ちなみに言うと、風と光は水側の火と闇は土側の属性です。)

◇天人―アマント―(種族)
アマントは空中に住み、雲から水を取り出す。
(ヂビトに言わせれば空に住むなんて落ち着けないそうです。)
風と光、そして水から植物を育む。
(光合成をさせて植物をそだてます。)
法術により、ことを解決する。
(どうやら魔法が発達しているようです。)
汝、翼を持つ者なり。
(羽がありますが、私たち人間の姿と似ています。しかし、私たちとは全然違う生活をしています。)
◇特長
・人に比べて感情表現に乏しいです。
はっきり言って喜怒哀楽の喜哀くらいです。(ときどき怒る。)
・指が4本です。
とくに5本でなくてもいい気がします。(アマントはそれでやっていけてます。)
・耳が発達してます。
エルフ耳です。ひくひく動きます。(ちなみにあまり表情は変わりませんが耳が感情を表現します。)
・服に個性がありません。
けっこう同じ服ばっかりです。(はっきり言うと同じ服しか着ません。同じ服が何着も・・・)
・羽が生えてます。
空で生活してますから(笑
・植物を大切にします。
生きてく糧なので、大切にします。

◆地人―ヂビト―(種族)
ヂビトは地上に住み、土を掘り返す。
(アマントに言わせれば土は汚れているので住めないそうです。)
火と闇、そして土から機械を作り出す。
(鉱石を溶かして機械を作ります。)
鋼鉄により、争いを好む。
(どうやら機械が発達しているようです。)
汝、角を持つ者なり。
(角を持っていて少々私たちとは違いますが、生活習慣などは私たちに近いです。)
◆特長
・人に比べると小さいです。
小さいといっても背がです。(サイズはあんまかわらないのです。背だけです。)
・爬虫類みたいです。
眼とか横についてます。
・角があります。
この角の長さでだいたいの歳が解ります。
・オシャレです。
服(てか鎧?)に個性があります。はっきり言ってバラエティー豊富です。
・怒りながら笑います。
感情表現がなぜか怒っているように錯覚します。(怒りながら笑う人を想像してください。)
・機械の技術は眼を見張ります。
凱機(ガイキ)という機械人形を作ります。
(ちなみにアマントは土、鉱石からできているので悪しき鎧、ダークアーマーと呼びます。)

◇法術
魔法だと考えてください。
しかし、水と光がたくさん必要です。
下級に風系、光系があり、上級に水系があります。

◆凱機(ガイキ)
機械人形=ロボットです。
しかし、土と火が必要です。
下級に火型甲式、闇型乙式があり、上級に土型参式があります。

◇暮らし
学校などは無く、チシキは植物から得ます。
人と違って上下関係などはありません。(まぁ、議会程度はあります。)
寝るときは立ちながら寝ます。
空中都市にすんでます。
植物で出来た物で、古代の大法術により浮遊してます。
ちなみに主食は植物です。
聖木という木から生まれます。

◆暮らし
学校など、基本的に人と同じような感じです。
上下関係ははっきりしていますが、わりと寛大です。
寝るときは丸くなって寝ます。
地中の都市に住んでます。
機械技術が発達し、なかなか快適な暮らしです。
主食は虫です。
親から生まれます。



6月16日(金)00:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説 | 管理

三角砂糖 -Triangle Sugar-

どうもこんばんわ。
いやぁ、最近疲れてる次第です。
まぁ、とりあえず何が言いたいかって言うと。

突然!小説企画!!

「三角砂糖」でして。
え?知らない?
そういう方は「天使のらせん階段」を見てください。
よし、勝手に宣言しますよ。
次のお題はこれだ!!

「歌舞伎」

「仏蘭西人形」

「襲撃予告」


です!!
誰も予測できない言葉ですよ!?(予測できた人は私と同じ思考です。)
そう、この組み合わせは上級用(嘘八百。)です!!
さぁ、さぁさぁ、さぁさぁさぁ!!
皆様お立会い!!
誰が参加してくれるのか!
参加決定の方はコメントへどうぞっ!
是非ご参加を!










いや、うん。
参加者いなかったらつらいっすね。
まぁ、お暇な方はどうぞー。
ついでにトラックバックとか。どうっすか?
まぁ、私は適当に頑張って行かせてもらいます。
さぁ、いざいざいざ!
次回に期待!!



6月7日(水)00:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説 | 管理

いやいや、まだ狩りには早い。ドス!!

こんばんわ。
前回いきなり小説をお送りしましたのですが。
まぁ。
急に思いついたネタだったので書いてみました。
なんとなくです。
っと。ここで人物紹介。
◇セリア
太刀の使い手。
同じパーティのガンナーに想いを寄せていたが、そのガンナーは狩りの最中に死亡。
しばらく狩りに出ていなかったが多くのキャラバンがモノブロスに攻撃されたと聞きつけ、以降モノブロス専門のハンターを目指して修行中。
◇セイガ
双剣の使い手。
セリアと一緒に行動をしているが、恋人でも友人でもないらしい。
主張はしないが判断を誤れば助言をする。
頼れる男。
◇ガンナー
セリアのパーティに長く介入していたガンナー。
セリアをかばってモノブロスに殺される。
斬破刀を作るためにフルフルの討伐などを良く手伝ったらしい。



6月4日(日)21:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説 | 管理

そろそろ狩りにでないか・・・?ドス!!

「どうした?」
セイガの声にセリアは我に返る。
――しまった・・・今は考えるときじゃない。
セリアはぺろりと舌で乾いた唇をなめると、正面を睨んだ。
砂漠の日差しは強く、日陰でも喉が渇くほどだ。
それを見てセイガは向き直る。
「あいつは諦めたほうがいい・・・。残念だが。」
静かにそう言うと、セイガは口を閉める。
「そう・・・だね。」
彼もまた運が無かった。
なかなか腕の立つガンナーだったのだが、しょうがない。
何度もセリア達と組んだことがあり、セリアは恋心を抱いていた。
釣り橋理論・・・というものがあるらしいが、彼女はそれは違うと確信していた。
セリアは愛刀の「斬破刀」に手を伸ばし、クーラードリンクを喉に流し込む。
セイガは涼しい顔をしているが、彼の防具にはある程度の耐暑能力があるからだ。
しかし、完璧なものではなく、彼とて暑くなく無いわけではない、時間は無駄にできない。
セイガも自らの双剣「リュウノツガイ」に手を伸ばした。
砂漠に風が吹く。
その熱風が過ぎ去った瞬間。
セイガは走り出した。
紅い角が揺れ、咆哮を上げる。
思わず耳を押さえるほどの声に足が止まる。
咆哮を終えた一本角の飛竜――モノブロスは一歩後ろに足を退くと、突進を開始した。
セイガは転がって避けると、双剣を背中から抜く。
シャリンと音を立てて剣と剣を交えた瞬間、人とは思えぬ速度で走り出した。
止まろうとしていたモノブロスに追い付き、その両足を切り裂いた。
そして、流れるように、踊るように、斬激を繰り出した。
叫びを上げて、モノブロスが横倒しになる。
瞬間、セリアが走り出した。
太刀を引き抜くと朱い残像を纏いながら、その刃を真紅の角に向かって振り払う。
バキンと乾いた音があたりに響き、角が折れた。
構わず、そのまま斬激は繰り出され、その頭を裂く。

叫びを上げ、一角竜は絶命した。

「・・・・・・あれから・・・、6ヶ月・・・か。」
静かに目の前の太刀を見つめる。
彼が死んだあの狩りから、飛竜と戦うことはなかった。
そして、彼に協力してもらってやっと作れたこの武器を使う事も、この6ヶ月間無かった。
「あなたを殺したモノブロスは倒した・・・。もう、恨みも無い。――けど。」
目標は定まった。
「私は、モノブロスを専門に戦うハンターになるよ。」
セリアは斬破刀を手にとると、部屋を出る。
「新たなキャラバンが襲われた。――急ぐぞ。」
セイガが壁に寄りかかって待っていた。
――まったく、彼には全て見透かされてるみたいね。
「わかった。行こっ。」
「フッ」
待ってましたとばかりにセイガはセリアの後を歩き出す。
向かうは照りつける太陽の下、無限の砂丘。

狩人は、旅立った。



6月4日(日)21:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説 | 管理

静かな街の。静かな話

6時のチャイムがなる。
早朝と夕方の二回のチャイムだ。
赤い屋根屋根が群生して並ぶ平面の中に立つのは、大きな塔。
巨大な塔には光を放つ燈台だ。
実はチャイムの元でもあったりするのだ。
これからは暗闇の時間帯。
ゆっくり、しかしそれよりも早く、夕暮れは訪れた。
「闇が降る。」
隣で声がした。
うん、闇が降る――ね。
言葉にしないで言った。
言葉は要らない。そう、言葉は要らなかった。
つい、この前までは。
「そうだね。」
一言、ぎこちなく言うと、しばらく黙り込む。
わずか10分ほどだろうか。
暗闇が訪れる。
ここはどこかオカシイ。
私の産まれた街では昼夜がころりと変わることなどなかった。
でも、私は、この街が好きだ。
「――寒くなってきた。中に入ろう。」
「・・・。」
無言で講義の声を表わすと、やれやれ。と声がする。
「あ、一番星。」
思わず声が出た。
この前まで、声なんて要らなかったのに。

――ずっと、これまでは。

静かな街の。静かな話。

レンガ造りの家が並ぶ。
赤い赤い屋根は古くから変わってないらしい。
全ての家が同じように見えるが、全てが個性的だ。
道に出っ張った家、三角形の家、玄関が地下にある家。
薄い霧だった道を歩きながらそれらの家を観察するのが私の日課だ。
あぁ、パン屋のトムさん家、建て替えたんだったっけ?
そんなことを考えていると、隣から声がした。
「ところで。あのさ、えぇと。」
何?と視線で疑問を投げかけると、彼が答える。
「あの・・・えぇと。うぅんと・・・。」
「だから何?」
そう言葉に出して言うと、彼はうーん。と唸る。
視線を逸らし、合わせようとしない。
「手・・・。つ、繋がないか?」
彼は真っ赤になっていた。
手?繋いで何があるんだろう。
右手を差し出して彼の右手を取る。
「あ、いや、そうじゃなくって・・・。」
そう言って手を離して彼は左の手を出した。
そして、向かい合っていた状態から隣に並ぶ。
「あれ?・・・案外あっさりと・・・。」
隣で疑問の言葉が聞こえたが、どういうことだろう。
隣を見ると、彼は複雑な顔つきをしていた。
手を繋ぐとそういう顔になるんだろうか。
――そういうことにしておこう。
私は足元を見る。
昨日降った雨が、水溜りを作っている。
映すしているのは暗いくらい影が、墨のような黒。
わざとピシャリと音を立てて水溜りを踏むと、隣から講義の声が来た。
「酷い。」
避ければ良かったのに。
あぁ、そういえば手を繋いでるんだった。
少しだけ硬い手の感触を感じる。
男の人だからとかではなく、機械をいじっているから。
視線を隣に移すと、彼は呟いた。
「僕たち・・・恋人、だよね。」
「そうなの?」
訊くと、彼は困った顔をした。
「えっと・・・。うん。たぶん・・・。」
「ふぅん。」
彼はアハハと苦笑して、うなだれる。
なんでかな・・・なんでだろう。
と。
「それじゃ、また明日。」
口に出して言う。その声に、彼はえ?と驚く。
「家、着いたから。」
「あ、そ、か。」
彼の左手から右手を離す。
私は玄関の扉を開く。
そして、振り返る。
「また明日。」
「うん。また明日。」
私はそれ以上は何も語らず扉を閉じる。
帰ってきた。私のセカイに。
静寂の支配する、無言のセカイに。
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX サイレント XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
 音を立てずに私は走る。
否、このセカイに元より音なんてなかった。
風下の方から叫び声がする。
――幻聴だ。
音の無い、ココは。孤独だ。
獣の形をしたその動物・・・動く物は、狼のような、虎のような、形容しにくい形をしている。
回る回る刃は風邪を裂く。
本来ならある音は――無い。
その車輪は私の手、握るグリップのすぐ下に位置する。
トンファーのような形状、ただ、先端の「刃の付いた車輪」がスイッチと同時に回転する構造。
その形状から私は「リッパー」と呼んでいる。
音も無く、獣は走る。
臭いで気づかれた。――らしい。
実際は視覚かもしれなかったが、関係無い。
私は――斬り裂く。
理由は単純。探し物のために。
「□□■■□□■■□――――――!!」
音も無く、ケダモノが叫ぶ。
――だから、何?
獣は右腕を右下から左上にかけて猛烈な殴りを繰り出す。
右に跳んで、しゃがみ、避ける。
獣の方は空振って大きく右脇に隙ができている。
しゃがんだバネを利用して左――相手の右側にステップ。
左腕のリッパーで右脇から切断。
右腕が宙に跳んだ。
獣の左腕が来る。脇を絞めた牽制のジャブ。
遅い。
右腕のリッパーで防御。
衝撃は重い。が、耐え切れないほどではない。
振り上げた左腕を降ろし、腹に直撃させる。
車輪が腹部をえぐってハラワタを撒き散らす。
次の瞬間、獣はバックステップ。
憎しみを顔に表わし、背を向けて逃げ出した。
私は追わない。
あれは。もう死ぬ。
私は静かに身を翻し、裾についた血を落とす。
厚手の手袋ではらうと、さらさらと白いコートから血が零れる。
私は、彼のセカイへと出かけていった。
赤い屋根が印象的な。あの街へ。



6月1日(木)21:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 小説 | 管理


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